毎日の乳酸菌摂取で病気予防

乳酸菌がおならの消臭に効く理由

おならの臭いって気になりますよね。
おならは大きく二つの種類に分けることができます。
それは発酵によるガスと、腐敗によるガスです。
発酵によるガスは臭くないのですが、腐敗によるガスは臭くなります。
発酵によるガスは、大腸内で善玉菌が炭水化物を分解してつくる二酸化炭素やメタンなどなので、臭いが少ないのです。
腐敗によるガスは、腸内で悪玉菌がタンパク質を腐敗してつくるアンモニア、インドール、スカトールなどなので、臭いが強くなってしまいます。

この腐敗によるガスは、乳酸菌を摂ることで減らすことができます。
乳酸菌を摂ると、善玉菌が活性化されて腸の動きが活発になります。
腸のぜん動運動が活発になると、老廃物をスムーズに排出できるのです。

腸内にいつまでも老廃物が溜まっていると、その老廃物が腐敗して有毒ガスを排出してしまいます。
この有毒ガスは臭いおならの原因となる物質でもあるので、老廃物を早く体外に排出させることはとても重要なのです。

乳酸菌を摂って老廃物を排出できたら、しばらく乳酸菌を摂らなくても良いわけではありません。
乳酸菌は数日~一週間で排出されるので、毎日継続して摂る必要があります。
ですから、乳酸菌は摂り続けやすい形で摂ることが重要なのです。

乳酸菌を継続的に摂ると常に腸が正常に機能するので、便秘になりにくくなります。
便秘になりにくいということは、おならの臭いも気にならないということです。

乳酸菌を摂るメリットは便秘解消&おならの臭い改善だけではありません。
腸内環境が整うことで体の巡りがスムーズになるので、肌トラブルを改善することができるのです。
また、腸内の免疫細胞が活性化するので、アレルギー症状を緩和したりがんを予防することもできます。

乳酸菌を摂ることで得られる健康効果は、とてもたくさんあります。
乳酸菌を毎日摂ることは面倒だと思われるかもしれませんが、おならの臭いをはじめ、体の各器官が健康になるのでぜひ摂ってみてくださいね!

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